無職でもセブン銀行の口座開設が出来た!カードローンは利用できる?

何らかの事情で現在は無職…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

家庭に入られて専業主婦の場合もありますし、定年になられて年金暮らしをされている場合もありますよね。

中には、勤めていた会社を退職されて現在アルバイトもパートもされていないといういわゆる純粋な無職の方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方が、お金を借りたい!と思ったときに、カードローンの利用はできるのでしょうか?

セブン銀行のカードローンは、全国にあるセブン-イレブンに設置されているATMだと24時間手数料無料に利用できるため大変使いやすいと言われています。

そんなセブン銀行のカードローンを無職の方が利用できるのか調べてみました。

セブン銀行の口座開設は無職でも可能?口座開設の仕組みとは…

セブン銀行はその名の通り銀行です。そのため、利用するには口座を開設する必要があります。

セブン銀行の口座は無職でも開設できるのでしょうか?

教えて…セブン銀行の口座開設条件が知りたい!

セブン銀行の口座開設をするための申し込み条件についてみていきましょう。

セブン銀行で口座が開設できる人は以下に当てはまる場合となっています。

  • 日本国内に6か月以上居住している個人(事業性の口座としての利用は不可)
  • すでにセブン銀行で口座を開いていない
  • 15歳未満の場合は本人確認書類に加えて親権者の署名と確認書類が準備できる

これらの条件さえ満たしていれば口座開設はできますので、職業などは問われません。

ただし、キャッシュカードの送付が必須となっているため、現在定住している場所がないなどの住所不定の場合は申し込みが難しいと思っておきましょう。

セブン銀行で口座を開設するときはどうすればいいの?

セブン銀行で口座を開設する場合に必須となるのがインターネット環境です。

もちろん有人店舗に行けばその場で口座開設もしてくれますが、有人店舗は全国で数カ所しかなく、なかなか訪ねにくいかもしれません。

今回はインターネットを利用した申し込み方法の概要をご紹介します。

メールアドレスを登録する

登録メールアドレスに申し込み用アドレスが届くので24時間以内にクリック

申込フォームに詳細を入力

キャッシュカードが郵送/身分証明書を提示して受取

ダイレクトバンキングの登録

口座開設完了/ATMの利用も可能

申し込みを入力してから大体1週間前後でキャッシュカードが送付されてきます。

郵送方法は「本人限定受取郵便」を利用していますので、注意しましょう。

  • 本人限定受取郵便とは…
  • 配達先住所ないしは郵便局にて郵便物に記載された受取人のみが受け取ることができるサービスです。受け取りの際には配達先住所と同一の本人確認書類(運転免許証等)の提示が必要となります。

この受け取りが上手くいかず返送となってしまった場合は、口座開設そのものが頓挫してしまいますのでキャッシュカードは忘れずに受け取るようにしてくださいね。

無職だけどカードローンを利用したい!セブン銀行なら大丈夫?

口座開設については職業は問われていないから無職でも開設できた!という方もいらっしゃるかもしれません。

口座が開設できたんだからその先のカードローンも利用できるんじゃないの?とお思いかもしれませんが、本当に無職の方でもカードローンの利用はできるのでしょうか?

セブン銀行のカードローンの申し込みに無職はダメという記載はない

実はセブン銀行のカードローンの申し込み条件に「無職の方は申し込めません」といった記載や「よくあるご質問」のページにも無職についての言及はありません。

申し込み条件については以下のようになっています。

  • 満20歳以上満70歳未満の方
  • セブン銀行に口座開設をされている方(同時申し込み可)
  • 一定の審査基準を満たし保証会社であるアコム株式会社の保証を受けられる方

つまり、消費者金融のカードローン申し込み条件などでよく見る、「継続して安定した収入のある方」といったような収入に対する申し込み条件についての記載がされていないのです。

また、セブン銀行のカードローンは収入証明書の提出が原則必要ありません。

これは、無職でもカードローンが利用できるということなのでしょうか。

保証会社であるアコム株式会社の審査に通ることが必要

無職の方でもカードローンが利用できるかどうかというのは言及されていませんので、実際の所申し込んでみないと無職の方でもカードローンが利用できるのかどうかははっきりしない部分があります。

しかし、セブン銀行のカードローンを利用するためには、保証会社であるアコム株式会社の審査に通る必要があり、また、申し込み条件にある「一定の審査基準を満たし」という部分において収入が必要であると取ることもできるのです。

審査で何を一番みられるのかと言えば、返済能力です。

お金を貸す側はボランティアではありませんので、貸した金額にきちんと利子を付けて返してもらえる人物かどうかということをチェックしています。

その返済能力を見る上で重要なのは、収入があるのかないのかという点になるでしょう。

今働いていて毎月いくらかでも安定収入があれば返済のめども立ちやすいですが、無職で働いていない場合、本当にこの人は返してくれるのだろうかという不信感を与えかねません。

どんなに審査が緩いと言われるところでも無職の方にほいほいとお金を貸すようなところは存在しないのです。

セブン銀行のカードローンも明確な収入についての記載はありませんが、基本的には正社員はじめ、パートやアルバイトなどで安定した収入がある方に向けての商品だということを覚えておきましょう。

無職の方が申し込むことが出来ても、そのまま利用できるということには直結しないので注意してくださいね。

専業主婦の方や年金生活の方の場合カードローンの利用もできる?

無職と言っても、結婚し家庭に入ったため専業主婦である方や、定年を迎えて年金受給をしている方もセブン銀行のカードローンの利用は難しいのでしょうか。

セブン銀行のカードローンは働いていなくても専業主婦ならOK?

配偶者が働いていて、ご自分は家庭のことをされている専業主婦の方の場合、セブン銀行のカードローンの申し込みは可能だと言われているのです。

これは、公式ホームページにも「専業主婦も申し込みできます」という記載があります。

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教えて!セブン銀行のカードローンは専業主婦でも利用できるの?

ただし、もちろん審査はありますので、他の借り入れが多すぎたり、信用情報機関にネガティブな場が記載されている場合、保証会社であるアコム株式会社やセブン銀行で過去に何らかの金融トラブルを起こしている場合は審査に通るのは難しいでしょう。

また、口座開設の申し込みの際に、職業選択を「無職」ではなく、「専業主婦」という項目にするように気を付ける必要があります。

年金受給をしている方の場合は金融業者によって判断が異なります

年金受給をしていて、現在働いていない方の場合、カードローンの利用ができるかどうかというのはその金融業者の判断によるところが大きいです。

「年金」を継続して安定した収入と見為すかどうかというのがポイントとなります。

年金でもOKという金融業者もありますし、年金のみでは難しいという判断をする業者もあります。

ではセブン銀行のカードローンがどうかといえば、年金受給中の無職の方に対する言及はされていません。

そのため、実際の審査の可否については申し込んでみないとわからないという面もあるのです。

ただし、利用可能年齢が満20歳以上70歳未満となっていて、たとえ審査に通ったとして利用していたとしても、満71歳の誕生月の翌月1日より新規の借り入れはできなくなり返済専用で利用することになります。

年金受給の方でセブン銀行のカードローンを利用したいと考えていらっしゃる方は、まずはコールセンターに相談してみるのもよいでしょう。

コールセンターでは、口座の開設やローンサービスなどの各種商品の相談も受け付けてくれています。

無職の方でどうしてもお金を借りたい場合はまずは公的機関に相談を!

専業主婦でもなく、年金受給者でもない無職の方でどうしてもお金に困っているからカードローンを利用したい!とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、その借入したお金はどうやって返済しますか?

収入がないということは言い換えれば返済するあてがないともいえるのです。

金融業者はそのあたりをシビアに審査します。

返す当てがない方には決して貸付してもらえないと思っておきましょう。

そして、日々の生活にも困っているという場合は、是非お住まいの自治体や公的機関に相談してみましょう。

生活保護はいや!という方は「総合支援資金貸付」の検討も

日々の生活や税金の支払いなどに困って自治体・国に相談するというと「生活保護の相談しかない」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、生活保護を受給する場合様々な条件がありますし、持家や車なども場合によっては手放さなくてはならないかもしれません。

そのため、生活保護は受けたくない!とお思いの方もいらっしゃいますよね。

実は自治体・国にお金について相談するのは、生活保護だけではなく、「総合支援資金貸付」という制度もあるのです。

  • 総合支援資金貸付とは…
  • 失業などにより、日常生活が困難になった方に必要な資金を貸付したり、社会福祉協議会・ハローワーク等と連携して継続して自立した生活を送れるように手助けをする制度です

生活保護と大きく違う点は生活保護は支給されるものであるのに対し、総合支援資金貸付はあくまでも貸付であるという点です。

そのため、最終的には借り入れした金額を返済しなくてはいけません。

また、多重債務者の方の返済としての用途には使えないため、多重債務による生活困窮の場合は、法テラスなど債務整理に関するサービスを紹介される場合もあるようです。

相談をする際はまずはお住まいの社会福祉協議会(ないしは同等の役所の課)に問い合わせをしてみましょう。

起業を考えている方・教育費で悩んでいる方は公庫の利用の検討も

生活費ではなく、退職して起業したいと考えている方や、お子さんの教育費でお悩み中の方の場合は、日本政策金融公庫に相談してみるのも良いかもしれません。

日本生活金融公庫では、新規に事業を立ち上げたいと考えている方向けの融資が充実しています。

また、教育費でお悩みの場合も、教育一般貸付(国の教育ローン)を提供しています。350万円まで(留学の場合は条件により450万円まで)貸付してくれますし、金利も1.90%と低金利です。

まずは経済的に自立した生活を目指しましょう

無職の方が安易に借り入れ出来てしまうと、返済できずそのまま自己破産などの悲惨な末路をたどってしまう恐れがあります。

それ故に無職の方には簡単にカードローンの利用を許可しているところがないのです。

無審査で貸します!というところや、無職でもOKなどと堂々と謳っている場合は悪徳業者の場合がありますので、関わらないようにしましょう。

金銭的に困っているときはまずは様々な支援を頼り経済的に自立した生活が行えるよう尽力しましょう。

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